2009.11.30
こんにちは。
日産自動車の小坂です。
新魅惑・新洗練・新高性能をコンセプトにするスカイライン クロスオーバー。
“新洗練”を具現化するものの一つとして、日本初となる最先端のインテリジェントテクノロジーであるLDP(車線逸脱防止支援システム)について、開発に携わった日産自動車 電子技術開発本部IT&ITS開発部の岩坂武志と田畑善朗に話しを聞きました。
※LDPはメーカーオプションです
今回から2回にわたり、LDPの開発者インタビューをお届けします。
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電子技術開発本部IT&ITS開発部の田畑善朗(左)と岩坂武志(右)
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LDPの機能について、まずはこちらの動画をご覧ください。
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※LDPにはLDW(車線逸脱警報)の機能が含まれています。
※スイッチ操作により、LDPとLDWを個別に設定できます。
※条件は車速70㎞/h以上の走行で作動します。
※LDPとLDWはともにメーカーオプションです。
LDPで車線を認識するためのカメラや認識技術の開発を担当してきた岩坂。開発に携わった当時の心境について、こう語る。
岩坂「私自身、大学の時からITS(高度道路交通システム)に興味がありました。ITSに関連する技術として、日産自動車でもレーンキープサポートシステムを開発していることを知っていましたので、入社後、実際にLDPの開発に携わることになった時は非常に嬉しかったですね」
LDPにおける車線を認識するカメラの特徴は?
岩坂「LDPのカメラはアスファルトと車線のコントラストによって、車線であるかどうかを判断しています。人間の目で見て、車線だと認識できるようなシーンであれば、およそカメラの方で認識できるようになっています」
車線の認識について岩坂は、これまでに国内外のあらゆるシーンで数多くのテスト走行を実施し、検証を重ねながらその精度を高めていったという。
2004年に日産自動車に入社し、LDWの立ち上げにも携わったという田畑。今回、LDWの機能拡張としてLDPの電子制御ロジックの開発を担当した。
田畑にも同様に、開発当時の心境を聞いてみた。
田畑「もともと、私はクルマをはじめとした機械系を制御する技術が好きだったんです。LDPの開発はやりたいことの一つでしたので、当時は開発に没頭して取り組んでいたという感じですね」
LDPにおける制御システムの特徴は?
田畑「ドライバーが意図せずに車線から逸脱しそうな場合に、ブザーとディスプレイ表示に加えて、各輪のブレーキをコントロールし、車線内に戻す方向に短時間力を発生させます。たとえば、車線の左側に逸脱しそうになった場合に、ブザーとディスプレイ表示でドライバーに注意を促しつつ、右側の車輪のブレーキを適度にかけて車線内に車両を戻す操作を支援します。
この各輪のブレーキをコントロールする制御技術は、クルマのスピンを防止するVDC(ビークルダイナミクスコントロール)を発展させたものです。高速道路のように一定の走行環境が続き、ドライバーの一瞬の不注意が起こりがちなシーンで、ドライビングをサポートする機能として有効です」
(つづく)
http://blog.nissan.co.jp/cgi-bin/skyline/mt-tb.cgi/528