トップ > エコドライブ > エコドライブ講習会を体験!〜CEATEC JAPAN レポート 後篇〜
こんにちは。
日産自動車の菊池です。
CEATEC JAPAN 2008、前回の日産自動車ブースのレポートに続きまして、今回は屋外駐車場で行われた「エコドライブ講習会@CEATEC」の体験レポートをお届けします!
エコドライブ講習会の会場で指導してくれたのは、先日エコドライブの秘訣をインタビューした、パワートレイン実験本部の淵上夏次さんです!
淵上さんに「エコドライブの達人」として、マンツーマンでエコドライブを教わりました。
この講習会で使用されたクルマはティーダ。
まずは、コースに慣れるため、淵上さん同乗のもとコースを1周します。
ちなみに、このティーダの鍵は日産ブースで展示されていた「インテリジェントキー搭載ケータイ」。早速試すことができました!
このケータイを使用して、ドアをアンロック、そのままティーダに乗り込みます。
(本来はインテリジェントキーと同様に、キーを手に持たず鞄に入れたままでもアンロックされます)
こちらがエコドライブ講習会@CEATECのコース図。

エコドライブ講習会@CEATEC コース図
1周180m、停車が4回。右折1回、左折3回のコースです。
特に運転の制限はありませんが100m地点のあとの直線で、スピードを30km/hまで出し、180m地点で一時停止することが決められています。この直線の走行がこの講習会のポイントとなるところ。
いつもの道路とは違うポールで囲まれたコース、初めてなので雰囲気にのまれますね。緊張します。
ならし運転が終わったあとは、計測器を使用して「普段の走り」を計測。淵上さんに、助手席に座って運転をチェックしてもらいながら(助言はなし)、いつもどおりの走り方でコースをまわります。隣に淵上さんが乗っているということで、緊張していつもよりも固い運転になってしまいました(^ ^;
コースを1周し、ティーダを降りて待合室のモニターに向かうと、先ほど走った走行データが、事前に計測していた淵上さんの走行データとともに出てきました。
達人の淵上さんと比べると、その差歴然!
まずは総合的な燃費。達人と菊池の差は4km/L弱!わずかな走行でこんなにも差がつくなんて。
そして、これは100m地点のあとから180m地点までの直線区間における、加速とブレーキの比較表。菊池と達人では、速度の山の位置、アクセルの踏み方など、全く動きが違っています。
淵上さん
「まず、車速の線(青の実線)を見てみましょう。理想とされる赤の実線と比べてみてください。最初の加速が緩やかすぎるのが分かりますね。
ですので、停止位置近くになって、ようやく30kmになっている。停止位置近くから減速しなくてはならないので、ブレーキも急になっています。
次に、青の点線で示されているアクセル開度。赤の点線と比べてみると、強く踏んだりすぐ離したりと一定ではないのが一目瞭然です。これは改善の余地がありますね。」
確かに淵上さんのアクセルワークは、本当になめらか!また、目標速度に達したら、すぐにアクセルオフにし、停止位置を目指して緩やかに減速しているのが分かります。
淵上さん
「コース全体の運転データの推移を見ると、全体的に速度もアクセルもガタガタしていますよね。まずはアクセルの踏み込みを一定にしたほうがよいですね。
また、停止位置から停止位置までの「スピードの山」が、私のグラフよりも右側、すなわち後ろ側にきています。これは、その分ブレーキを急にかける必要があるということ。『次にどこで止まるか』を常に考えながら、加速するタイミングも考えるとよいですね。」
菊池の運転は、大幅に改善の余地があるようです…。
自分の運転をひとしきり反省したあとは、もう1回ティーダを運転。
助手席の淵上さんからアドバイスをもらいながら、先ほどまでに得た知識を実践しながらの運転です。「ふんわりアクセル」、「アクセル一定」、「早めのアクセルオフ」など、基本を意識して運転してみたところ…、
緑色のグラフの棒に注目!淵上さんには遠くおよびませんが、短時間でなんと15.6%も燃費が向上しました!
これは、年間のガソリン代で換算すると6,000円弱も節約できたことに。
ポイントを意識して走るだけで、こんなに燃費が向上できるなんて!
淵上さん
「先ほどの走りと比べると、若干ですがアクセルが一定になっていますね。けれども、ちょっと加速が弱い。クルマは、ある程度は速度を出さないとかえって燃費が落ちてしまいます。加速も減速も急なのはよくありませんが、スピードを出すときは、しっかり出すのがいいですね。
これからも、もっとエコドライブを心掛けてください!」
講習の最後は、淵上さんから先ほどの走行データと、エコドライブ講習を受けたという認定証をもらいました。淵上さん、ありがとうございました!
アドバイスを一通り受けたあとは、日産の新技術「ECOペダル」つきのフーガを体験運転(実際の講習では、結果説明の前に試乗)。このECOペダルの運転を通じて「燃費の良いアクセルの踏み方」を学びます。
日産が開発した「ECOペダル」は、淵上さんのアクセルワークなどのデータをもとに「エコドライブに適したアクセルポジション」を、アクセルペダルが教えてくれる、というもの。
直線コースでアクセルを踏み込むと、足裏に壁に当たった様なインフォメーションを感じます。
この「壁感」がECOペダルの一番のポイント。
ECOペダルは、加速量や走行距離から判断して、燃費の良いアクセル開度を計算し、ドライバーがそれ以上踏み込もうとすると反力を出して、「ここが燃費がいいポジションだよ」と足に知らせてくれるのです。
つまり、ECOペダルが教えてくれるとおりにアクセルを踏んでいれば、知らず知らずのうちにエコドライブに適切なアクセルワークを学べるようになるんですね。このECOペダル、近い将来、実用化される予定です。
以上、CEATEC JAPANのレポートを2回にわたりお届けしました。
自分の運転が実際に数値化され、その場で改善ポイントを教えてもらいました。
特に
・発進時はふんわりアクセル
・加速のときはアクセル開度一定
というポイントについては、少し意識するだけも燃費結果に大きな差が出ることが分かりました!
皆さんも、ぜひこのポイントを意識したエコドライブにチャレンジしてみてください。
ちょっと気を配るだけで大きく燃費が変わってきます!

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カーウイングス 石川です。 私たちが取材を受ける時や、出張に行く時、そして実験に使うなどに使っているTIIDAで、ついに「プラチナ」を獲得しました。 エコ...[続きを読む]
トラックバック日時: 2008年11月09日 13:34
