
こんにちは。本社・ブログ担当の野澤です。
JUKEといえば、いわずと知れた日産の人気コンパクトSUV。
実は今から15年前、まだ私も若かりし1997年、
日産では別の“juke”を販売していたことを皆さんご存知でしょうか?
その“juke”とはマーチの特別仕様車。
先日倉庫の片付けをしていたら、そのなつかしいマーチ“juke”の
カタログが出てきました。
ということで、マーチ“juke”をご紹介します。
事前に私達販売会社に流れてきたマーチ“juke”の情報は、
『マーチに赤と黒のツートンカラーの特別仕様車が出る』というもの。
赤×黒のツートンといえば、”R30”スカイラインでお馴染みのカラー。

当然マーチ“juke”もこの取り合わせだと思っていました。
しかし、いざ発売され写真を見てビックリ!
マーチ“juke”は、私たちの想像の斜め上を行ったデザイン。
ツートンはツートンでもこんな取り合わせでした。

なんと、ボンネットとルーフ、そしてホイールが赤、
そのほかが黒という斬新なツートンカラー。
“ボンネット間違って取り付けちゃった?”という意見が聞こえてきそうです。
後ろから見るとこんな感じ。

内装も赤と黒のツートン。なんとシートには本革が使用されています。

メーターやキーも赤と黒の特別仕様。

しかし斬新過ぎたのか、販売面では苦戦した記憶があります・・・
私が街でマーチ“juke”を見たのは一度きりでした。
当時は“ブルーステージ”も“レッドステージ”も無く、
日産車は『日産系』『モーター系』『サニー系』『プリンス系』の
4チャンネルで販売されていました。
ルノーとの提携前で、日産の経営が危ぶまれていた時代。
日産の迷走ぶりを感じさせる1台です。
ということで、今日はおっさんの思い出話を送りしました。
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