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2023/06/08 10:26
父の日に纏わるエトセトラ
こんにちは。
6月の第3日曜日は『父の日』です。
『母の日』に比べると、何となく印象が薄いイメージですが、
母の日同様、お父さんに日頃の感謝を伝える大切な日です。
発祥は母の日と同じアメリカで、1910年に、
6人兄弟の末っ子が、男手ひとつで子供を育てた父を讃え、
父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことに由来します。
『母の日の様に、父親にも感謝する日を』と牧師協会に嘆願し、
およそ60年後に公式に祝日となったようです。
世界の『父の日』は、母の日同様、国によって違いがあります。
アメリカの他に、日本、カナダ、フランスやイギリス、中国などは6月の第3日曜日ですが、
イタリアやスペイン等、カトリック系の国では、
『聖ヨセフの日』である3月19日と日にちが決まっています。
台湾は8月8日で、『パパ』と中国語の『八八』の発音が似ていつことに由来してます。
一般的な父の日の過ごし方は、アウトドア等で共に過ごしたり、食事をしたりするそうですが、
贈り物に感謝の気持ちを込めるのもいいと思います。
『母の日』にカーネーションを贈りますが、『父の日』はバラを贈ります。
アメリカでは、父の日に贈るバラは赤(存命)と白(故人)ですが、
日本では『黄色いバラ』を贈ります。
これは、『日本ファーザーズ・デイ委員会』が、
『愛する人の無事を願う』という意味が込められた、
黄色いリボンを父の日の贈り物に付けた事に由来します。
ただ、黄色のバラの花ことばに『嫉妬』や『薄れゆく愛』があることから、
『憧れ』や『愛慕』の花ことばを持つ『ひまわり』や、
『希望』・『親しみやすい』の花ことばのを持つ『黄色いガーベラ』などもお勧めです。
なかなか面と向かって言いにくい『感謝』の言葉ですが、
『父の日だから』と、理由付けてでも伝えてみては如何でしょうか?