郷土博物館と
現在市民会館である旧茂木佐平治邸を尋ねてみました (`∇´ゞ
※掲載はご承諾頂いております。
まずは市民会館からご紹介いたします。
茂木佐平治邸(醤油醸造家)として大正13年ごろに完成しました。
昭和31年(1956)10月、当時の野田醤油(株)を経て市に寄付され、
同12月24日に市民会館として開館し、現在も市民に解放され、
自由に見学ができます。
平成9年に主屋と茶室が国の『登録文化財』になりました。
庭園に囲まれた純和風の趣きのある家屋は、瓦、柱などすべて
特別に注文したものだそうです。
趣のある来客用玄関
この窓ガラスは当時のそのままのもので手作りの吹きガラス。
当時の技術が伺えるのは”外の風景が歪んで見える”ところに
あり、今では手に入らない貴重なもので、割ったら大変だとか
吹きガラスを通して目に眩しい木々の緑がちょっと歪みを交えて
見える景色も、味と深みがあって訪れた人の心をなごませてくれます。
平成20年に『登録記念物』になった庭園。
大邸宅にふさわしい庭園として、良好な保存状態を保っている
ことから、造園史上の意義が深いと考えられています。
隣接する茶室「松樹庵」は、茂木佐平治家の先々代により、
明治初期に元の茂木佐平治邸に建てられたものだそうです.
台所の家具類は当時のままに現在も使用されています。
写真中央の昭和30年代の冷蔵庫はさすがに使われてはいませんが、存在感がありますね〜
写真右の約90年間使われている食器棚は東日本大震災
でもびくともしなかった程頑丈だそうです。
写真左は五右衛門風呂
写真中央は、当時の最新式シャワー
写真右は、専用理容室。茂木佐平治氏はここに理容師の方を
招き散髪をしていたそうです。
床には寸分の隙も狂いもない寄木板が使われており、
この技術も継承している人が少ないそうです。
隣接する野田市郷土博物館
昭和34年に千葉県で最初の登録博物館として開館し、全国でも
珍しい醤油関連資料の公開や、地域の考古・歴史・民俗資料に
関する特別展などを実施しています。
レトロ感ありますね〜 *.☆.。.:*・゜
土日は、ボランティアで活動されている
『むらさきの里 野田ガイドの会』の方のご案内もして頂けるそうです。
詳しくは郷土博物館又は市民会館へお問い合わせください。