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2025/06/30 18:02
6年ぶりの海外レースで#12 TRS IMPUL with SDG Zが3位表彰台
2025年SUPER GTシリーズ第3戦がマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催されました。
2025年シーズン第3戦、コロナ禍で中断されていた海外でのレースが6年ぶりに復活し、マレーシアでは2013年以来12年ぶりのSUPER GTレースとなりました。
1月に行われたセパンテストで好タイムをマークした日産/NISMO陣営は、今季初優勝を目指して4台のNissan Z NISMO GT500が300kmレースに挑みました。これまでの結果により、#23 MOTUL AUTECH Zと#12 TRS IMPUL with SDG Zに16kg、#3 Niterra MOTUL Zに4kgのサクセスウェイトが課され、#24 リアライズコーポレーションADVAN Z は、サクセスウェイト0kgで勝利を目指します。
【GT500】
6月28日(土)決勝日、強い日差しと暑さが収まりを見せ始めた午後4時31分、気温33度、路面温度42度のコンディションのもとで300km、55周の決勝レースが行われました。
#12 Zは無理せず4番手でフィニッシュ。レース後、3番手フィニッシュのクルマに10秒加算のペナルティが科され、#12 Zは3位となりました。
レース後半、ペースに苦しんだ#3 Zと#23 Zは、それぞれ11位、13位でレースを終えました。フォーメーションラップ開始直後のメカニカルトラブルでピットに戻った#24 Zは、修復作業を行いましたがレースに復帰せずリタイアとなっています。予選、決勝ともに難しいレースとなりましたが、#12 ZがNissan Z NISMO GT500のポテンシャルを示し表彰台を獲得しました。日産/NISMO陣営は、次戦富士スピードウェイでのスプリントレースに向けて全力を尽くします。
【GT300】
GT300クラスには3台のNissan GT-R NISMO GT3が参戦しました。予選10番手の#56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rが10位、予選18番手からスタートした#62 HELM MOTORSPORTS GT-R(が11位に入り、それぞれ貴重なポイントを獲得しました。