先日の皆既月食をご覧になりましたか？
400mmに2倍のテレコンバーターを装着して800mmの超望遠で撮ってみました。
総重量2.7kgを斜め上に向けて撮影をするわけですが、これが結構な筋トレに近いです。
最近のカメラの手振れ補正と高感度耐性はすごいです。
本来なら三脚を使うようなシーンですが、面倒だったので、手持ちで撮影しました。
4-5年前なら、三脚必須でしたが、最近のミラーレスは優秀です。
これが手持ちで撮れてしまいますから。
赤銅色の月。
かなり暗いです。
暗くてオートフォーカスが使えなかったので、2倍のテレコンバーターを外して、400mmで撮影し、トリミングしてあります。
SFのような光景です。
昔の人は驚いたことでしょう。
月の左下にある白い点は天王星です。
この後、月の後ろ側に隠れてしまいます。
左側のフチが明るくなり始めました。
明るくなり始めると、露出が難しいです。
暗い部分に露出を合わせると明るくなった部分が真っ白に飛んでしまいました。
逆に明るい部分に露出を合わせると暗い部分がわからなくなりそうです。
わずかな時間でいつのも色に戻りました。
実は、SDカードのトラブルもありました。
月食の途中でSDカードからデータの一部をパソコンに転送したあと、SDカードのデータがカメラでもパソコンでも読めなくなってしまいました。
当日買ったSDカードなのに。
月食前半のデータがレスキュー不可能になり泣く泣くフォーマットをしました。
後半のデータも、パソコンにデータをコピーして、パソコンから切り離した後にデータが読めなくなりました。
他のデバイスで試したところ、同じ症状になったので、カードリーダーかSDカードそのものに原因がありそうです。
実績のあるメーカーのSDカードなんですけどね。
これについてはもう少し検証が必要です。
