納車から3週間が経過したので、そろそろレビューを書いてみたいと思います。
主にノート nismo Sとの比較になります。
メーカーオプションは「NISMO専用チューニングRECARO製スポーツシート〈前席〉」以外は「全部乗せ」にしました。
初めて乗る時に「車高低い？」と感じました。
デザイン的にはノート nismo Sのほうが低く感じますが、実際はオーラ nismoのほうが30mm低くなっています。
幅は40mm広くなり、リヤフェンダーにそれが感じられます。
トレッドも+35mmとなっており、後輪の安定感や追従性が高くなっています。
モーターの出力（最高出力、最大トルク）は変わっていませんが、中間加速のフィーリングは変わっています。
「全体的に力が感じられる」といった印象です。
特にnismoモードはかなりパワフルで、ともすれば「じゃじゃ馬」で繊細なアクセルワークが必要になります。
走行中のノイズはかなり静かです。
ステアリングは、切り始めで大きく曲がる印象です。
車線変更はキビキビした感じになります。
少ないステリング操作で車線変更ができます。
足回りはスポーティーでありながらしなやかさも兼ね備える不思議な印象です。
タイヤの性能とも関係がありますが、ノート NISMO Sと比べると、大人寄りの印象です。
タイヤサイズも195/55R16 87Vから205/50ZR17 93W XLになり、+35mmのトレッドと相まって全体的な安定感が大きく向上しています。
フロントバンパー周辺は地上からの高さが低いので注意が必要です。
近所のコンビニで実験しまたが、ちょっときわどいですね。
NissanConnectナビゲーションシステムは思っていたよりも音がイイです。
ちょっと調整するだけで比較的締まった音が出ます。
USBはタイプAが2つ（前席用と後席用）、タイプCがひとつ（前席用）、HDMIがひとつ（前席用）なのでスマホとの接続に困ることはないでしょう。
ワイヤレス充電器も装備されますので、対応しているスマホをお持ちの方にとっては便利かと思います。
私のスマホはiPhone11シリーズですが、HDMI、ワイヤレス充電器ともに正常に作動しました。
USB経由で接続するとiPhoneの場合は「CAR PLAY」が利用できます。
なお、最近のナビはCDやDVDといったディスクには非対応ですのでご注意ください。
インパネのデザインもニスモらしさを演出しますので、好きな人にはたまらないかと思います。
プロパイロットはコーナーで減速します。
これには驚きました。
ノートのICC（インテリジェントクルーズコントロール）は速度のみの制御だけでしたので、首都高の直線だろうがタイトなコーナーだろうが料金所だろうが設定した速度をキープしようとします。
対してオーラのプロパイロットはコーナーの手前で減速をします。
減速をどの程度までするのかというロジックはわかりませんが、安全に通過できる速度まで減速してくれます。
思わず「よくできているなぁ」と口にしてしまいました。
NISMO専用LEDフォグランプ＜フロント・リヤ＞点灯時はこんな感じです。
フロントは暗い住宅街では役に立ちます。
オーラGの車両本体価格は2,699,400円。
オーラニスモの車両本体価格は2,981,000円。
その差額は281,600円。
モーターの出力特性、足回り、エクステリア/インテリアをニスモにして約28万円だと考えると個人的には安いかと思います。
「もうちょっと走りたい」と思わせるような仕上がりになっています。
オーラニスモの詳細については ＞＞＞こちら＜＜＜ をご覧ください。
