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16/10/13 14:48

日産座間記念庫見学 その3

皆さん、こんにちは♪ 鈴蘭台北店スタッフブログです。
思ったより早く第三弾をお届けできることとなりました。

どうやら作者が好きな日産レーシングカーの紹介が出来るとあって意欲が
もりもり沸いて来たんだと思われます。しばらくお付き合いください。


★NISSAN HERITAGE COLLECTION


まずはル・マン24h耐久レースやデイトナ24h耐久レースに挑戦した、日産のレース車両を紹介します。


 
ニッサンR85V

1986年、日産が初めてルマン24時間レースに参戦したときの車両です。V6‐3000ccツインターボエンジンを搭載したスポーツプロトタイプの車両は、初参戦ながら見事16位でチェッカーを受けました。



ニッサンR89C

一気に洗練されたスタイルに進化したR89C。この車両もルマンに投入されました。V8‐3500ccツインターボエンジンはなんと800馬力オーバー。ルマンの6kmにもなる名物ストレートで威力を発揮できるマシンとなっています。実際テスト走行では時速385kmというトップスピードをマーク。決勝では惜しくもリタイアとなりましたが、日産の潜在能力の高さを見せ付けた車両でした。



左:ニッサンR91CP  右:ニスモ GT−R LM

ルマンの出場を見送ったニッサンは1992年、アメリカのデイトナ24時間レースに参戦しました。この車両は100%日産内製車両です。決勝レースでは日本人の長谷見昌弘、星野一義、鈴木利男の3人のドライバーが見事総合トップを勝ち取りました。日本製車両、日本人のチーム、そして日本人ドライバーが総合優勝するという史上初の快挙を成し遂げた伝説の車両です。

1995年、ルマン24時間レースに復帰した日産は、これまでのグループCカー(スポーツプロトタイプカー)車両ではなく、市販車(スカイラインGT−R)ベースの車両を作成し参戦しました。ニッサン伝統のトリコロールカラーに塗られた鮮やかなマシンはGT−Rファンを始めとした日産ファンの期待を背負って走り出しました。出走台数48台のうち完走出来たのがわずか20台というサバイバルレースの中、見事総合10位で完走しました。翌1996年も参戦し、決勝では総合15位という成績でした。



NISSAN R390 GT1

1997年のルマン24時間参戦車両です。トムウォーキンショーレーシングチームと共同開発した競技専用車両ですが、ルマンのレギュレーションに対応して市販車が一台だけ作られました。予選で素晴らしい結果を残したものの、決勝では相次ぐトラブルに見舞われ、3台の内1台が総合12位で完走しました。

1998年もR390 GT1で参戦した日産は優勝候補の筆頭に上がっており、日産マシン初優勝の期待が過去に無く燃え上がりました。昨年のマシンを改良し、大幅に戦闘力を向上させたマシンのカラーリングは、新たにチェッカーフラッグ模様となり優勝への期待がいやが上にも盛り上がります。決勝レースでは安定した走りでなんと総合3位の好成績を収めました。日本人ドライバー(星野一義、鈴木亜久里、影山正彦)が表彰台を獲得する史上初の快挙を成し遂げたのです。


NISSAN R391

GTマシンのR390でルマン総合3位の好成績を成し遂げたとはいえ、未だ総合優勝は果たせずだった日産は、ルマンのレギュレーション変更により再びプロトタイプカーの開発に着手しました。ルマン決勝では電気系トラブルで惜しくもリタイアとなってしまいました。この年を最後に日産はルマン24時間での活動をしばらく終えることになります。
日産ファンとしてはいつの日か、ルマンでの総合優勝をこの目で見てみたいものです。


続いては、ルマン以外の日産の競技車両をご紹介します。



ズラッと並んでいるのはサファリラリーの競技車両です。

レースイメージが強い日産ですが、1960年代〜1980年代前半にかけて日産は世界のラリーで大暴れしたんです。ブルーバードから始まり、フェアレディZ、バイオレットなどが世界の頂点に君臨しました。故石原裕次郎氏主演で大ヒットした映画「栄光への5000キロ」はブルーバードでサファリラリーに挑戦する物語。まさに日産ラリーの全盛期ですね。ラリー車のボディはあちこちに凹みがあり、ラリーがいかに過酷だったかをそのまま伝えてくれます。



左:NISSAN 200SX 右:パルサーGTi-R

1980年代後半、日産はサファリラリーへの挑戦を続けていました。日本国内で言うところのS12型シルビアの海外仕様200SXをベースとしたラリーマシンです。当時台頭してきた海外4WDマシンを相手にFRでありながら堂々の総合2位を獲得しました。
パルサーはハイパワーコンパクト4WDを武器にWRCに殴り込みを掛けましたが、大きなボンネットバルジが物語るように熱対策に問題がありラリーでは満足のいく結果を残すことが出来ませんでした。 


PGC10 GT-R

レースで勝つことを目的に、純レーシングエンジン(S20型)をデチューンしてスカイラインの4ドアセダンに搭載したのがGT−R。日産の目論見通り、このマシンは後に登場する2ドアハードトップ(KPGC10)のGT−Rと共に、なんと49連勝(通算50勝)と言うとてつもない大記録を打ち立てました。
奥に見える青い車両はプリンス・スカイラインGT。1500ccのファミリーセダンであったスカイラインにグロリアの2000ccエンジンをホイールベースを伸ばして無理やり搭載したスペシャルマシン。1964年の日本グランプリ優勝を狙って投入されましたが、その前に立ちはだかったのが純レーシングマシンのポルシェ904。性能差は歴然としていましたが、たった一周ですがスカイラインがポルシェを抜いてトップに躍り出た時、鈴鹿サーキットのグランドスタンドは総立ちの観客で大歓声に包まれたと言います。スカイライン伝説の始まりです。そして「羊の皮を被った狼」と言うニックネームが生まれました。
※その写真を撮り忘れる大失態。チラッと見えている青い車がそれ。_| ̄|○


KPGC110 GT-R

箱スカGT−Rの跡を受け継いだのが通称ケンメリスカイライン。もちろんGT−Rの設定もありましたが、日本を襲ったオイルショックの影響を受け、わずか197台が生産された時点で打ち切られ、幻となったGT−R。この車両も結局一度もサーキットを走ることなく歴史の闇に消えてしまうところでしたが、日産有志の手によって見事復活。年に一度の祭典「ニスモフェスティバル」でサーキットを疾走しました。この不運なGT−Rをサーキットで走らせてあげたいと願う男たちによって蘇ったケンメリGT−R。30年の時を経てサーキットに帰ってきたGT−Rそのマシンです。
もしも・・・もしもオークションに出品されたとしたら、その価値は10億とか!?
10億の価値も分からずケンメリの前で踊る娘・・・。


シルエットフォーミュラ トミカスカイラインRSターボ

R30スカイライン2ドアハードトップをベースにムーンクラフト製ワイドボディを装着しスーパーカーのようなシルエットが当時の子供たちを魅了しました。サイドマフラーから豪快に炎を上げる様子は子供のみならず大人までもが大興奮。このマシン作成がきっかけとなり現在のニスモ設立へと繋がりました。



Gr.A  R31 SKYLINE GTS-R

1985年に始まったグループA規格によるレース、全日本ツーリングカー選手権。当初日産は旧型のR30スカイラインで参戦していましたが、バランスのいいAE86やパワーに勝る外国勢に押され思うような成績が上げられませんでした。そこで1987年当時販売していたR31スカイラインのマイナーチェンジと同時に投入されたのが800台限定のGTS−R。2000ccエンジンには不釣合いな大型タービンに等長エキゾーストマニホールド(たこ足)をメーカー純正採用した純粋なレースホモロゲーションモデルでした。


Gr.A R31 SKYLINE GTS-R

800台限定のGTS−Rをベースにレース車両に仕立てたのがこの車です。当時ライバルだったフォードシエラと熾烈なバトルを演じ、ついに1989年長谷見昌弘選手によってリーボックスカイラインGTS−Rがシリーズチャンピオンを獲得しました。このスカイラインはとにかく音が素晴らしかった。たこ足が奏でる甲高いパイーンと言う排気音は見る人すべてに強烈な印象を与えたのでした。



 Gr.A R32 SKYLINE GT-R

1989年に登場したR32スカイラインGT−R。ケンメリGT−Rから数えて16年ぶりの復活を遂げたのでした。そして1990年、満を持してグループAレースに参戦したのがこのマシンです。600馬力の強烈なパワーを4輪で受け止め、星野一義選手の豪快な走りでライバルだったフォードシエラやスープラターボを寄せ付けない圧倒的な強さを示しました。結局グループAレースが終了する1993年まで26戦全勝の負け知らず。またもやスカイラインGT−Rは伝説となりました。


いかがだったでしょうか?日産のレースの歴史を少しは味わっていただけましたか?次は最終回「スカイライン特集」です。いつアップするかは分かりませんのでコマメにチェックしてくださいね!



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兵庫日産自動車株式会社

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