皆様こんにちは

自動車には専門用語が多い！
そんな風に感じたことは有りませんか。
例えば安全装備の一つABSやVDCなどなど。
そんな用語にスポットを当てて皆様に
「へぇ〜」と言ってもらえるような情報を紹介していけたらいいなぁ〜というコーナーです。情報ソースもインターネットや車両取り扱い説明書など、皆様でも手に取って確認できるような所からではありますが、私なりの解釈や言い回しをお楽しみいただけたら幸いです。

それではその１としてABSに登場してもらいましょう。
某メーカーのちょっと良いBEERの事ではございません。
最近（少なくとも私にはそう感じるくらいの年齢です。）のお車にはほぼ常識の様に装備されている安全装備です。
　雨の日にマンホールの上でブレーキを掛けたりすると「ギュギュギュ」と何回かに分けてタイヤが止まる感覚を体験したことは有りませんか？ABSさんが頑張ってる瞬間です。

〜Antiｰlock Breake System〜
少し分解して和訳すると、
ブレーキをアンチ（反対・対抗）ロック（鍵・この場合は固定でしょうか。少なくても音楽のロックでは無く、そちらに脱線し始めると本線に戻れなくなりますのでこれ位に・・・）するシステム（体制・機構）です。
かっこや雑談でかえって分かりにくいと思いますので改めて、

ブレーキを固定させないシステムです。（外来語を混ぜた方がすっきりしました。）

ブレーキってタイヤを止める(固定する)装置じゃないの？
と疑問をもった方　
 正解です！
　ブレーキ自体はタイヤを止めることで車全体を道路との摩擦で停止させます。
この摩擦が問題です。例えば走行中の車両が急ブレーキをして制動距離が５メートルくらいあったとします。最初から最後までタイヤがロックした状態だとストレートに５メートル進み（滑り）ます。ここでその５メートルの間に障害物が有る場合、ABSの無い車両だと、ハンドルをいくら曲げてもタイヤの向きに関係なくストレートに進む（滑る）ため障害物に衝突して仕舞います。
　そんな時にABSが活躍します。タイヤを少し回して止めるをコンマ何秒で繰り返すとあら不思議、ハンドルを曲げた方向に車の向きが変わっていきます。しかも制動距離はそれほど伸びません。５メートルまっすぐ進む（滑る）か、５メートル曲がりながら止まるかの違いです。曲がりながら止まることで少しでも障害物をよけられる可能性が広がります！

結論・ABSは緊急時に障害物を回避するための装置です。止まれる距離を短くする装置ではございません。

　なお、ABSが効いているときはブレーキペダルにかつてないほどの振動が返ってきますがそれに負けずに床が抜けてしまうかの如くペダルを踏みつけていただけると能力を最大限に生かすことが出来ます。
　因みに、ABSにはオレンジっぽい警告灯がございます。この警告灯は点灯・点滅していてもブレーキ自体が効かなくなるわけではございません。点灯・点滅に気が付いても慌てずに、いつもご利用いただいている日産にお持ち込みの上ご相談ください。


　七福神と言えばメンバーの中の一人だけ中国に実在したモデルがいるとかいないとか。少なくても頭の尖ったギタリストではございませんが、能天気なキャラが受けたらしいですよ。

薄っぺらい内容のお話に最後までお付き合い有難うございました。また次回よろしくお願いいたします。​​​​​​