華道家のお客様が 先程ご来店されました!
月に一度 お客様の御好意で お花を生けていただける 何とも贅沢ですね(^^)
今月は、祗園祭に飾るお花 檜扇(ひおうぎ)を生けていただきました。

祗園祭りにはなくてはならない祭り花として、各家の玄関や床の間に生けて飾る習慣があるそうです。
ここでちょっと 豆知識!!
ひおうぎという名前ですが・・・資料によりますと 漢字で檜扇と書くそうです。
その昔、檜扇とは、檜の薄板を重ねて扇子の形にしたもので、宮中で厄を祓ったり災難が降りかからないようにいつも持っていたそうです。
祗園祭は 疫病の流行により毎年行うようになったとされています。
この檜扇に ひおうぎという植物の葉の形が 似ているため 「扇に見立てた葉が厄をはらう扇に通じている」ということで、檜扇のかわりに
厄を払いのける願いを込めて、祗園祭りの時期に 各家で飾るようになったそうです。
祗園祭で公開展示しているご自慢の屏風の前に生けてあったりするそうなので、祗園祭に行かれた際は探して見て下さいね☆
桂店では ショールームを入ったすぐ左手にございますので、ご来店いただいた時は お見逃しなく!!
来月は、どんなお花を生けていただけるか・・・楽しみな高城でした。