
昨日、お客様より「昨日大丈夫だったのに今朝エンジンかからなくなった」との入電があり、お客様宅へ伺いました。
確認したところ、バッテリー上がりでスターターが全く回りません。
ブースター接続しようとボンネットを開けると

バッテリー端子部分に青い粉と白い粉が大量に付着してます。
青い粉は、端子に接続している配線の素材(銅)の酸化により発生したもの、
白い粉はバッテリー液が気化したものが電極等で再結晶化(サルフェーション)した硫酸鉛です。
説明が専門的になるので詳しくは書きませんが、一般的にはバッテリーがこんな状態になっていると「寿命」と思ってよいです。
もしマイカーのバッテリーがこんな状態であれば、自分でキレイにせず(硫酸デス)整備士にお任せください。端子状態確認・清掃・バッテリーチェックをします。
一般的に、自動車等に使われる鉛バッテリーは気温25度で100%の性能を発揮しますが、気温が1度下がる毎に1%の性能低下があるとの事です。
外気温0度だと、新品でも75%程度しか性能発揮しないことになります。
これがそもそも冬にバッテリー上がりが多い要因になってます。
年末年始に帰省等ご予定されている方は、バッテリー・タイヤ等の無料チェック実施してますのでお気軽にご来店ください。