前回、酒の話をしましたので、今回は湯の話をします。
と言っても、私にとって湯（温泉）は旅の目的の一つであり、切り離す事はできません。
したがって湯＝旅の話になります。(笑)
訪れた湯の中から少しづつご紹介していきたいと思います。
手始めに近場から！ということで、皆さんもご存知の箱根です。
「箱根温泉」は神奈川県足柄下郡箱根町にある２０もの温泉地の総称です。
場所によって泉質も様々。さらに温泉施設も日帰り専用の施設、素泊まりのみのリーズナブルな宿泊施設、子供も楽しめるアミューズメント温泉施設から超高級旅館まで。何度行っても飽きない私も大好きな温泉地です。
アクセスも良好。車ならば東名高速・小田原厚木道路経由で箱根湯本まで２時間程。仙石原方面へは東名高速を御殿場で下りて乙女峠経由でやはり２時間程。
電車ならば新宿から小田急のロマンスカーで箱根湯本まで１時間半程。その後登山電車やバスで各方面へ向かいます。
さて、そんな多様な箱根の湯の中から私の好きな湯（旅館）を紹介していきます。
今回は強羅温泉にある「強羅環翠楼」さんです。
…温泉旅館の玄関には見えませんが、それもそのはず。元は岩崎家の別荘だった建物です。
この宿は自家源泉を持っていて、全てのお風呂が源泉かけ流しです。
露天風呂
部屋（華清の間）のお風呂。
そして、昭和３０年に天皇皇后両陛下が泊まられた離れ（錦華亭）のお風呂がこちら
浸かるだけで緊張しそうです。(実際はしません(笑))
こちらの泉質は単純泉(とアルカリ性単純泉)。
ピリピリもヌルヌルも無く、無色透明無味無臭。
でも身体の芯から温まる湯、そして宿の佇まいも相まって本当に落ち着ける良宿です。
古き良き和風旅館の好きな方はぜひ！行ってみてはいかがでしょうか。
では今回はこのへんで。
箱根の湯(宿)の話は続きます♪
