
今回は久々にお酒の話です。
「ソーテルヌ」って聞いたことがありますか?
ソーテルヌはフランス ボルドー地方にある地区名です。
同時にそこで造られるワインの名前でもあります。
その特徴はズバリ「甘い」ということ。
「極甘口」とか「デザートワイン」などと言われています。
そしてもうひとつ、「貴腐ワイン」という称号で呼ばれます。
「貴腐ワイン」は極甘口ワインの中でも希少性で群を抜きます。
それは奇跡のような天候の下でしか造る事ができないからです。
そのため生産量も非常に少なく、出来ない年もあるくらいです。

なぜ「貴腐」という変な呼び名なのでしょう?
それはこのワインのもとになる葡萄の状態から付いた名前なのです。
ボトリティス‣シネレアという一種のカビが付いた葡萄は皮が薄くなり、中の水分が蒸発する事によって糖度の異常に高い実になるのです。
この果汁を使って造られたワインは発酵が終わった(お酒になった)後も糖分が残り、甘いワインになるのです。
つまり「高貴なるワインを生み出す腐った葡萄」ということでしょうか?
ちょっと葡萄に失礼ですね。(笑)
寄り道ですが、なぜ「高貴」なのかというと?17~18世紀に絶頂を極めたヨーロッパの貴族の間でこのワインがもてはやされたからです。
「砂糖」という物が出回る18世紀後半までの間、「甘い」というのは何よりも贅沢だったのです。
話を戻します。何か特別な事があった時や日頃の感謝を込めてプレゼントする時…特別な時間をくれます。機会があれば是非!吞んでみてはいかがでしょうか?(ただし20歳になったら!)
ちなみに一番合うのは?個人的にはブルーチーズです。

では今回はこのへんで。