22/04/26 10:03
日産自動車、緊急回避性能の飛躍的な向上につながる運転支援技術を発表
また、同社は本技術を搭載した試作車が自動で緊急回避操作を行うデモンストレーションを公開しました。
ProPILOT-コンセプトゼロ 試作車
日産は長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」において、高性能な次世代LiDAR(ライダー)技術を活用し、事故の低減に大きく貢献する車両制御技術の開発に取り組んでいます。同社は、将来の自動運転の時代において、お客さまに安心してクルマを使っていただくためには、世の中で起こる多次元に複雑な事故を回避するための運転支援技術が必須であると考えています。
今回、日産が開発したグラウンド・トゥルース・パーセプション技術は、物体の形状や距離などを高精度で認識することができる次世代高性能ライダーとカメラ、およびレーダーからの情報を組み合わせ、周囲の空間と物体の形状を優れた正確性でとらえ、その変化をリアルタイムに把握する技術です。この技術によりクルマは時々刻々と変化する状況を瞬時に分析し、自動で緊急回避操作を行うことが可能となります。またこの技術は、前方の渋滞や路上の障害物などを遠方から検知し自動で車線変更することや、ホテル玄関前へのアプローチなど、地図情報が整備されていない敷地内の道における自動運転も可能とします。
日産は走行中に起こりうるさまざまな状況を想定し、高度な緊急回避制御の開発を加速するため、グローバルに最先端の技術を有する企業とパートナーシップを組み、相互にノウハウを共有しながら、この運転支援技術の開発を進めています。特に重要な要素である次世代LiDAR技術は、現在、世界トップレベルの技術を有するルミナー社と共同で研究開発を進めています。また、精度の高いデジタル環境下での検証技術も重要です。日産は先進のシミュレーション技術を有するアプライド インテュイション社と組み、様々な状況を想定した開発を加速します。
なお、同社は、本技術の開発を2020年代半ばまでに完了させ、順次、新型車へ搭載し、2030年までにほぼすべての新型車に搭載することを目指しています。
- 関連記事
- 話題の情報
-
24/04/11 13:40 千葉日産
「日産サクラ」が2023年度の国内...
日産自動車株式会社は、2023年度(2023年4月-2024年3月累計)の国内販売で、「日産サクラ」の販売が34,083台となり、2022年度に引き続き、2年連続で...
電気自動車(100%電気自動車) 軽自動車 話題の情報 サクラ続きを読む
- 店舗記事新着
-
24/04/11 13:40 千葉日産
「日産サクラ」が2023年度の国内...
日産自動車株式会社は、2023年度(2023年4月-2024年3月累計)の国内販売で、「日産サクラ」の販売が34,083台となり、2022年度に引き続き、2年連続で...
電気自動車(100%電気自動車) 軽自動車 話題の情報 サクラ続きを読む
- 人気の記事
-
6
22/12/09 10:01 千葉日産
「サクラ」が2022-2023「日...
日産自動車株式会社は8日、サクラ注が、2022-2023「日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したと発表しました。日産車の受賞は2年連続で通算6度目となります。また、...
電気自動車(100%電気自動車) 軽自動車 フェアレディZ エクストレイル サクラ続きを読む -
6
22/11/09 18:06 千葉日産
「サクラ」が2022〜2023日本...
日産自動車株式会社は8日、同社の「サクラ」が特定非営利活動法人 日本自動車殿堂が主催する「2022〜2023日本自動車殿堂 カーオブザイヤー」受賞したと発表しました...
電気自動車(100%電気自動車) 軽自動車 スポーツ&スペシャリティ フェアレディZ サクラ続きを読む - 5