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23/08/07 11:24

終盤に独走した#3 Niterra MOTUL Zが今季初優勝 GT300クラスは#11 GAINER TANAX GT-Rが優勝

2023年SUPER GTシリーズ第4戦が8月5日、6日にかけて、富士スピードウェイで開催されました。

【GT500】
日産/NISMO陣営は、シリーズランキング2位の#3 Niterra MOTUL Z、3位の#23 MOTUL AUTECH Z、昨年チャンピオンの#1 MARELLI IMPUL Z、そして好調を持続する#24 リアライズコーポレーションADVAN Z の4台のNissan Z GT500で、450km、100周の長丁場に挑みました。#3 Zには58kgのサクセスウェイトが課され、50kgを超えたために実装41kgと燃料流量リストリクターが一段階絞られる措置が取られました。#23 Zは50kg、#1 Zは36kg、#24 Zは6kgのサクセスウェイトとなっています。

決勝では、GT300マシンの火災によるSC導入や、天候悪化などがありましたが、#3 Zが100周のチェッカーフラッグを、2位に大差をつけて受け、今季初優勝を果たしました。
ウェットタイヤの摩耗とマッチングに苦しんだ#24 Zは10位入賞。#23 Zは13位、#1 Zは15位で完走を果たしました。#3 Zは今回の優勝によりシリーズランキングでトップに立ちました。日産/NISMO陣営の目標であるチャンピオン連覇に向けて、シリーズ後半戦の幕開けとなる第5戦鈴鹿は重要な一戦となります。

【GT300】
GT300クラスには5台のNISSAN GT-R NISMO GT3が参戦。予選3番手の#11 GAINER TANAX GT-Rが、雨で変わりやすい路面状況や赤旗導入など荒れたレースに見事な対応力を見せ、今季初優勝を達成しました。#56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rが4位、#10 PONOS GAINER GT-Rが7位に入賞、残る2台のGT-Rも完走を果たしました。
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