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2025/10/30 14:58

大型ミニバン 新型「エルグランド」を先行公開

日産自動車株式会社は29日、2026年夏に発売予定の新型「エルグランド」をJapan Mobility Show 2025にて先行公開しました。
商品の主な特長は以下の通りです。
 
●デザイン
「The private MAGLEV(日本語名:リニアモーターカー)」をデザインコンセプトとし、非日常の旅に出かける高揚感や期待感を感じさせる特別なデザインを実現しました。
現行車からサイズを拡大したエクステリアは、ハイスピードでありながらスムーズで静かなリニアモーターカーの姿をイメージし、威厳とダイナミックなプレゼンスを兼ねそろえ、”威風堂々”とした佇まいを表現しました。「ノート」や「アリア」にも共通するデザインランゲージ「タイムレスジャパニーズフューチャリズム」を具現化し、フロントグリルは日本の伝統工芸である「組子」をモチーフとしているほか、サイドパネルの大きな面構成と緻密なディテールのコントラストは、日本庭園のように広いスペースの”間”と緻密に仕上げられた細部”整”の考え方を取り入れています。シャープでモダンなエクステリアと調和し、威厳と先進性、高級感を高次元で融合させることで、圧倒的な存在感を放ちます。
軽量化を追求したホイールは、フィニッシャーによりアルミホイールだけでは表現できない緻密さと車両全体の統一感あるデザインを実現しています。
フジドーンのエルグランドの前輪左側とフェンダー部分のクローズアップ。ホイールのデザインとボディの質感が際立っており、背景は屋外の展示スペース。フジドーンのエルグランドが側面から撮影されており、すべてのドアが閉じられた状態で、流れるようなボディラインが見える。背景は屋外で、展示イベントの一部のような雰囲気。
フジドーンのエルグランドが側面から別の角度で撮影されており、ドアはすべて閉じられている。ボディの立体感が強調されており、背景は屋外の展示イベント。フジドーンのエルグランドが斜め後方から撮影されており、テールライトやリアデザインが強調されている。背景は屋外で、展示イベントの一部のような雰囲気。
 
インテリアは、特別なプライベートラウンジのような空間を目指して開発しました。
アイポイントが高くなったことにより、運転席からの視界が広がり、安心感とともに誇らしさを感じられる設計としています。モダンで広がりのあるインストルメントパネルデザインと、幅広で高いコンソールにより、エルグランドオーナーの満足感を一層高めています。また、広い範囲にわたって表皮・木目調パネルをあしらうことで高級感を演出しています。エクステリアの組子パターンと統一感を持たせたキルティングをドアトリムに施し、木目調パネルと一体のシームレスな静電式スイッチに加え、センター、メーターディスプレイに国内モデルとしては初の14.3インチの大画面統合型インターフェースディスプレイを採用し、上質で先進的な空間としています。
また、まるで映画館にいるような臨場感あふれる3Dサラウンド再生を楽しめるBOSE 22スピーカープレミアムサウンドシステムを搭載しています。加えて、乗員を包み込むようにインストルメントパネルからドアにかけて連続的に繋がる最大64色の設定が可能な間接照明を配置しました。
エルグランドの車内前方キャビンの様子。複数のスクリーンを備えたモダンなダッシュボードとステアリングが映っており、広々とした先進的なインテリアが際立っている。エルグランドの運転席周辺。ステアリングと複数のデジタルディスプレイが映っており、ナビゲーションや車両情報が表示されている。先進的なインテリアが際立つ構図。
エルグランドのシートのクローズアップ。ヘッドレストと背もたれの一部が映っており、レザー素材と丁寧なステッチが高級感を演出している。エルグランドの前席が映っており、ダッシュボードやステアリングの一部も確認できる。レザーシートの質感と車内の先進的な雰囲気が際立っている。
 
ボディカラーには、富士の黎明の一瞬を切り取った自然美を表現した「FUJI DAWN -フジドーン-」と、日本で古来より高貴さや格式の高さを象徴する色から着想した「至極 -シゴク-」の2トーンを新色として採用しました。
インテリアのシート素材にはテーラーフィット™を使用し、日本の美意識に息づく、気高さを象徴する紫と青があしらわれた「紫檀 -シタン-」を採用しました。
 
●第3世代e-POWERを搭載
新型エルグランドに搭載される第3世代e-POWERは、新たに専用設計により効率を高めた発電特化型エンジン(ZR15DDTe)と、モーター・発電機・インバーター・減速機・増速機の5つの主要部品をひとつにまとめた「5-in-1 e-POWERパワートレインユニット」で構成されています。このユニットはコンパクトかつ高剛性で、静粛性と燃費性能を大幅に向上させています。さらに、新しい制御技術の導入により、プレミアムミニバンにふさわしい力強く上質な走りを実現しました。プラットフォームも刷新し、高剛性ボディと徹底した遮音構造によって、静かで快適な乗り心地を提供します。
 
●進化したe-4ORCE
日常からワインディングまで、あらゆるシーンで走行性能を飛躍的に向上させる電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」がさらに進化しました。日常シーンでは、前後モーターのトルクをバランスよくコントロールし、走り出しや加減速による車体の揺れを抑え、スムーズで快適な乗り心地を提供します。また、旋回中には、従来のモーターとブレーキの統合制御に加え、リヤモーターのトルクを積極的に活用することで、より気持ちのよいコーナリングを実現します。さらに、モーター出力とブレーキ作動の状態がメーターディスプレイに表示されるようになり、「e-4ORCE」の制御が視覚的にも確認できるようにしました。
 
●インテリジェントダイナミックサスペンションを搭載
走行シーンに応じて4輪の減衰力を可変するインテリジェントダイナミックサスペンションを採用し、車体の揺れを抑え、不安なく落ち着いた挙動を実現することで、e-POWERとe-4ORCEにより提供される快適な乗り心地をさらに高めます。また、6つのドライブモードを備えることで、e-POWER、e-4ORCE、インテリジェントダイナミックサスペンションの特性を変化させ、シーンに応じた走行が可能です。
 
●充実の先進運転支援システム
高速道路での運転を支援する「プロパイロット2.0」「プロパイロット」を搭載*1しています。「プロパイロット」は、新たに渋滞時に時速50km以下のスピードでハンズオフした状態の走行*2が可能になります。また、ドライバーによるウインカー操作により、車線変更支援*1を行う機能を追加しました。
 
*1 ナビリンク付き仕様
*2 グレードによる
 
以上


 
出典:日産自動車ニュースルーム

 
 
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