
梅雨の間の晴れ続きに羽化したのでしょうね。
一昨日の20時ごろに散歩に出ますといいものを発見!!!
クマゼミの幼虫が歩いています

誰かに踏まれたら嫌なので、
おせっかいながら木にくっつけました

人の力では潰れるんじゃないかとビビりながら触るので
虫を持つ手はいつも震えます。
案外頑丈なのにねぇ


目の下の背が黒いのがクマゼミです
細い枝に進んでしまい、体がグラグラすると
ちゃんと後退して安定する位置を探している様子に感心しましたね!!!


木の下の小さな雑草に抜け殻が2つあったので
セミの好みは必ずしも木でなくていいみたいです
通りすがりのおばあちゃんと「今夜羽化しますよー」
なんて話しているとき、大和田の中に疑問が浮かびました。
ほんまに7年も土におるん

なんと、せいぜい5年だそうです(5年でも長いわあ・・・)
1年のうちに成長しようとがんばる期間は4〜5ヶ月ほどで、大体はお休みしているんですって!!

特別な体なのかというとそうでもないらしい。幼虫の体は、他の虫と違わず1年で成虫になることはできるのだと。
じゃあなんでそんな時間かけるのか

幼虫のごはんと体力の問題らしいのです。
樹液がごはんですが、木は樹液を吸い尽くされないように守りに入ります


だからゆっくり成長なんですね

小学生の頃に親と一緒にアブラゼミの羽化の観察をしましたが、白い体に水色の羽の美しさはとても神秘的です

梅雨が明ける前に、夜散策に出て地面をよく見てみてください。うっかり踏んじゃだめですよ

そしてぜひ、採集して観察会を開きましょう

羽化は深夜なので眠いですが、一度見る価値はありますよ
