
皆さんこんにちは。
今日は、前回の記事でご紹介した、
おススメ”セレナ”
の過去CMのキャッチコピーを振り返ってみたいと思います。
※初代セレナ(C23型)はCMキャッチコピーはなかったので、2代目セレナからいきましょう!
🔹C24型セレナ(1999年〜2005年)
キャッチコピー:
『モノより思い出』
『子供たちは、何を感じて帰るだろう?モノより思い出。新しいセレナ、始まる』
『私たちは子供に何が残せるだろう。モノより思い出。始めよう、新しいセレナで』



時代背景:
バブル崩壊後の「モノ消費」から「コト消費(体験・思い出)」への価値観のシフトを捉えた名コピー『モノより思い出』。(個人的には日産CM最高のキャッチコピーです)
「ミニバン=家族との時間を共有するためのツール」という概念をセレナが浸透させた、象徴的な時期です。
- ハイウェイスターの投入で「お父さんが運転したくなるミニバン」も確立。
- ライバル:ホンダ・ステップワゴン、トヨタ・ノアの台頭期。
🔹C25型セレナ(2005年〜2010年)
キャッチコピー:
『できっこないを、やらなくちゃ!』
『にほんの子供はセレナ育ち!』
『じんせい初は、セレナ発』
『みんなのりなセレナ』
『「あなたなら、だれ、誘う?」Big3列、Fun8人』



時代背景:
初めての家族旅行、初めての運動会、初めての寝顔を助手席から。そんな“じんせい初”をたくさん乗せて走るミニバン。それがC25型セレナです。先進装備も一気に進化し、家族のチャレンジを後押ししてくれました。
- ウォークスルー・助手席ロングスライド・スマートマルチセンターシートなど使い勝手が進化。
- 子育て中の母親層を意識した設計が大ヒット。
🔹C26型セレナ(2010年〜2016年)
キャッチコピー:
『やんちゃでいいよ。元気に育て』
『子どもは、セレナで、みらいに行くよ』
『探しに行こう、こどもにしか見えない、デッカい感動を』


時代背景:
“子どもが主役”という視点で作られた、未来志向のセレナ。小さな背中が見つける、でっかい感動。C26型は、家族の成長に寄り添うクルマでした。
「こどもにしか見えない感動」は非常に詩的で印象的でした。
- 低燃費と室内空間を両立した「エコ&ファミリー」戦略。
- 「エコカー補助金」や「低燃費車減税」など、買い換え需要が活発だった時期。
🔹C27型セレナ(2016年〜2022年)
キャッチコピー:
『家族史上、最高のおでかけしよう』


時代背景:
ミニバン史上世界初の“自動運転技術”プロパイロットを搭載し、家族のお出かけが「より安心で、より楽に、より楽しく」進化したモデルです。家族全員が主役になれる、そんな旅の始まりを約束してくれるセレナです。
- 自動運転技術の先駆けとして、日産が業界をリード。
- 「ミニバン=ドライバーの負担が大きい」という印象を覆す1台に。
🔹C28型セレナ(2022年〜現在)
キャッチコピー:
『果てなくつづく、思い出を』

時代背景:
電動パワートレインe-POWERと最新の運転支援技術で、より静かに、より安心に、より遠くまで。C28型セレナは、これまで築いてきた“家族の物語”を、さらに先の未来へとつなぐ存在です。
- 「モノより思い出」の精神を受け継ぎながらも、“電動化・自動運転の進化”という現代の家族ニーズに完全対応。
- セレナ=家族の思い出を支える存在、という軸を変えずに、子育て・介護・三世代同居など多様な家族像に応えるパッケージング。
セレナの広告は20年以上にわたって一貫して「家族」「子ども」「思い出」を主軸にしながらも、
・社会の価値観(物質→体験)
・家族像(父主導→子中心→家族平等)
・技術の進化(快適→安心→電動化)
という変化を、繊細に織り込んできた点が印象的です。
皆さんは印象に残るキャッチコピーはありましたか?
私が一番記憶に残ってますキャッチコピーは『モノより思い出』
クルマは単なる移動手段ではなく、喜びや楽しみを一緒に作っていくものだと思います。
昨今のインフレでクルマの値段も上がってきていますが、”今”体験できる思い出・体験はプライスレスです。
”今”だからこそできる物語を一緒に作っていきましょう!
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