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22/11/03 15:18

R4年度姫路市総合防災訓練に参加しました

皆さんこんにちは。
10月29日に行なわれました「令和4年度姫路市総合防災訓練」に日産リーフで参加させて頂きました。

リーフで参加する目的はただ一つ。非常時、災害時の電源車としての活動です。
当日の我々の役割の一つは「応急救護所」のエアテント設営の為の電源供給です。
応急救護所では消防隊等による「トリアージ」訓練が本番さながらに行なわれました。
トリアージとは患者の重症度に基づいて、治療の優先度を決定して選別を行うことです。


大規模災害において、より効果的に傷病者の搬送、治療を行なうため、軽症者及び助かる見込みのない
重傷者よりも処置を施すことで命を救える傷病者を優先するという、訓練とはいえ何とも言えない
緊張感が漂っていました。
そしてもう一つの役割が「DMATカー」への電源供給。

「DMAT」とは普段耳にしない言葉ですが、大規模災害時、48時間以内に派遣される特別な訓練を受けた
専門の医療チームの事です。今回電源を供給したDMATカーには衛星アンテナや車外撮影カメラ、
どこの病院がダメージを受けて、どこの病院が傷病者を受け入れる事ができるかの情報が映し出される
モニター等が搭載されていました。いわば救急隊の作戦本部です。



そして他の訓練では災害救助犬を使っての瓦礫からの被災者捜索や海上保安庁のヘリが出動しての
救助訓練も行われました。


「備えあれば憂いなし」とは普段よく使われる言葉ではありますが、阪神淡路大震災を経験した
兵庫県民としては今回の訓練に参加させて頂き大変心強く、そして安心した気持ちになりました。


そして災害時にいち早く駆け付ける特別な車両の仲間と共に日産リーフが活躍できた事を
心より誇りに思えた1日でした。プロフェッショナルな方々の訓練を間近で見て非常に心強く
思うと共に、最低限自分の身は自分で守るという事を再認識致しました。
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