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10/01/15 18:44

今度こそアオリイカ?釣りに行ってきました!

みなさんお待たせいたしました。 高松店、店長の松浦です。前回の日記の最後に書いていた通り、今回もまた、徳島県・美波町 第八源洋丸さんのところへ、アオリイカ釣りに行ってきました。メンバーは【私・私の親父・弟2人・お客様2人】でした。 今回は天気図を見て釣り日和だと思っていたんですが、予想に反して朝から猛烈な爆風でした。今回も200匹の活アジを仕込んで、みんなでアオリイカを目標50匹釣ってくる予定で出航しました。 いつもなら、港の前の朝一番に釣るポイントがあるのですが、今回はそこをスルーして、船長より「しばらく走りま〜す。」の一声。30分ぐらいして初めてのポイントに到着しました。そこで仕掛けを下ろした途端、いきなりお客様にアオリイカがヒットしました!おぉ、今日はいけるかなと思ったのですが、今日もイカの食いは渋く、ポイント移動を繰り返しては、1・2杯拾っていく感じでした。 漁礁ポイントを流しているとき、上の写真に格闘シーンがあるのですが、私の親父に猛烈な当たりがあり、竿が満月になってラインがどんどん引き出されています。この日のために竿とリールで10万円を投資してきましたので、道具はバッチリで後は腕次第です(笑)。10分後の格闘の末、なんと上がってきたのは1mを超える【鮫】でした!歯が強烈なので、写真に撮ることなく、ラインを切って太平洋へお帰りいただきました(汗)。私は7年くらい通っていますが、鮫がつれたのは初めてのことです。これも温暖化の影響なのでしょうか・・・? その直後、私にも魚系の当たりがきました。 あんまり暴れることも無く、揚がってきた魚は、船長もいままで一度も見たことが無い魚でした。パッと見た感じは、【ハタ系】の魚なのですが、エラにオレンジのラインがあったり、体中に黒点があったりという外見で、誰も何の魚かが分かりませんでした。その後帰ってきて調べたところ、【コクテンアオハタ】という、インド洋などに住んでいる魚で、日本には生息しない種類の魚で、極まれに和歌山県や宮崎県で捕獲されているようでした。もう2度と釣れることは無いでしょう。普通は水族館でしか見れない魚みたいです。 その後もアオリイカはポツポツと釣れ、とうとうお客様と私の弟に待望のヒラメがヒットしました。サイズ的にはレギュラーサイズでしたが、寒ビラメというだけあって、2匹ともすごく肉厚な体型でした。 ここで少しウンチクです。 「 魚 の 味 は 、 〆 方 が 命 で す 。」 ヒラメの場合、腹側の白い方から包丁を入れます。エラの後ろと尻尾の手前の背骨を完全に切断し、身を折り曲げて血抜きをします。この血抜きが完全に出来ていないと、5枚におろしたときに、身に血が残り、柔らかく、生臭くなってしまいます。あと、保存するときは、必ず白い腹を上にして保存します。これも体に血が回らないようにする方法です。魚屋さんでカレイやヒラメが白い方を上にして陳列されているのはその為です。 皆さん、参考にして下さい。 そして時刻PM 4:00をまわった頃でしょうか。 船頭さんより「ポイント移動しま〜す。」のかけ声。 私はてっきり港の方に向かって移動するのかと思っていたのですが、なんと船頭さんのとった進路は、港とは正反対の方向へ向かっています・・・。この船頭さん、本当に熱心なんです。【釣ってもらおう。】という気持ちが凄く伝わってきます。心の中では「参りました・・・今日はもう参りました・・・(泣)」というほど釣らせてくれます。最後のポイントでアオリイカ・マハタ・ウッカリカサゴ・赤ヤガラをゲットし、定刻6時、終了です。 当日の釣果は、 【アオリイカ】・・・28杯(1杯につき500g〜1.7kg) 【ヒラメ】・・・2匹 【コクテンアオハタ】・・・1匹 【マハタ】・・・1匹 【ウッカリカサゴ】・・・1匹 【赤ヤガラ】・・・4匹 【マトウダイ】・・・1匹 【鮫】・・・1匹    合計39匹でした。 アオリイカは目標に届きませんでしたが、高級根魚が沢山つれたので、釣果には満足です。帰る途中徳島ラーメンを食べ、高松に帰ったのは夜10時頃でした。そしてそこから2時間、【魚屋・松浦】の開店です。 家族全員で、12時まで魚を捌きました。 そして翌日、夕方6時より【割烹・松浦】の開店です。 豪華お刺身5種盛、しゃぶしゃぶ、煮付け、塩焼き、イカのゲソ焼。 お店で食べたら一人2万円くらい取られるんじゃないでしょうか。これが釣り人の特権です。子供達も物凄い勢いで食べていました。 次回の釣りも既に決定しており、 2月の頭には、また同じ徳島の海へ向かう予定です。 次回は2キロアップのアオリイカを目標に行ってきま〜す。
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