小林です。
今回は、
いよいよ夏も終わりそうな、
でもまだまだ暑い日が
続きそうな感じで、
エアコン効いた事務所でも
汗が流れる今日この頃
少しの間、遠い昔を思い出してみます。
ワタクシ生まれは岡山県。
どちらかと言えば、鳥取県寄りで北部。
大きくは県北（ケンホク）と県南（ケンナン）
という、北と南に分けた言い方してました。
ワタクシは県北でした
（今でもそう言ってるのだろうか）が、
住んでた場所は、周りを山々に囲まれ、
間には川が流れ、
その周辺には民家が点在、棚田や畑が
広がる自然豊かな、そんな地域でした。
家はまさに上の絵のような感じであり、
奥には泉山という標高１,０００メートルちょい
の山がそびえる、そのふもとのポツンと一軒家⌂
高校３年までをこの地で過ごしましたが、
この自然の環境に一番慣れ親しんだのは、
小学生時代であったかと、
思います
一生懸命遊んでましたね〜
川で遊び、
1人で釣りに、
夏休みの学校のプール開放ではしゃぎ、
友達の家に行っては
ファミコン（世代です
）ばっかやって、そこの親に迷惑がられ
自転車こいではあちこち行ってました。
生き物もたくさんいましたが、
蛙🐸でもミミズ
でもなんでも捕まえて触ってました
※ミミズは自分んチの畑掘って魚釣りの餌。
釣り竿は裏山に生えてる短めで細い竹。
釣り糸と針とオモリは買ってましたが。
家の中にもいろんな生き物が侵入してきます！
寝てる部屋に結構デカいムカデ
床下に蛇🐍
玄関にコオロギ🦗
便所にカマドウマ
（知らないですかね）ジャンプするんですが、すごい跳躍力です
そんな生き物達がたくさんいる日常で、
好きだったのは
蝉
カブトムシにクワガタ、トンボや蝶々などの
昆虫がいっぱいいる中で、
ダントツ蝉でしたね〜
ここからちょっとリアルになりますが
５月も終わり頃になると、まず出てくるのが
ニイニイゼミです。
木の色と見分けがつきにくく、
（写真は葉っぱにつかまっててわかりやすいですが）
小さめな体にてわかりづらいんですが、
警戒心は低めにて、静かに近づき虫取り網
にて捕獲！
続いて６月初旬にはアブラゼミが鳴き始めます。
一番メジャーなセミでしょうか。
この鳴き声を聞き始めたら、いよいよ
夏本番！！
この種も警戒心は中ぐらいでまぁまぁ捕まえ
やすいです。
そして７月にもなるとクマゼミが鳴き出します。
日本では一番大きなセミ！
残念ながら都市部に多く生息しており、
ワタクシ居た地域にはほとんどいませんでした
（夏休みに大阪にいるイトコの家に遊びに行った時にはよく
捕ってましたが）。
警戒心は一番低く、上手に近づけば素手での捕獲
も可能。
反対に、田舎に多いのがミンミンゼミで、
ケッコウ腹の中から絞り出すような、
唸るような鳴き声で他（のセミ）を
圧倒するような、田舎では王者的存在の
セミでした。
７月中旬頃からでしょうか。
意外と素早いです。
警戒心は強いですね。
７月も終わりにさしかかると、今度は
ツクツクボウシ（ツクツクホウシと呼んでましたが
どちらが正しいかわかりません）
ニイニイゼミよりは大きいですが、細身で
羽が透明なのと、警戒心が強すぎて
人の気配を感じたらスッと鳴き止みます。
素早くて捕獲するのも難しい。
数えるくらいしか捕まえた事はないですが、
捕まえた時の嬉しさは一番でしたね〜
８月になると、ヒグラシが登場。
その多くが午後３時頃から鳴き始めますが、
特に夕方になると、まるで合唱団か何か
のように、山の方で皆一斉に鳴き出します。
警戒心はまぁ強め。
捕獲率はツクツクボウシ・ミンミンゼミよりは、
高いかと。
以上、ワタクシ居た地域での蝉について
触れさせていただきましたが、残念ながら
未だ出会っていない蝉達がいます。
チッチゼミ
エゾゼミ
コエゾゼミ
アカエゾゼミ
エゾハルゼミ
見た事も鳴き声聞いた事もないんですが、
『ホントにいるの？』と思ってるくらい、
出会ってないです。
さて、
今じゃすっかりオジサンになってしまった
自分ですが、
幼少期・少年期を経て段々と、物事に対する
興味や考え方・価値観も変わってきた気が
致しますが、振り返ればあの頃が...
懐かしいですね〜。
不思議な事に、もう気持ち悪くて蝉も何も
触れなくなってしまいましたが。
あの頃があって、今がある。
今毎日を生きてるその力の源は、
元気にはしゃいでた
あの頃に。
どこでも【住めば都】かもしれませんが、
でもやっぱり生まれ故郷は良い。
そっと自分の心の中にしまっておいて、
時々引き出そう。
心の中で遡る、
古き良き昭和。
Nｉｓｓａｎ
Ｉｎｔｅｌｌｉｇｅｎｔ
Ｍｏｂｉｌｉｔｙ
もう３つ目の時代
それではまた〜👋👋
