
先日、サクラをご納車させていただきました。
今回のお客さまは、スタッフの家族。
遠方よりありがとうございます!
ご納車後、そのままご自宅までお帰りになられたのですが……
その距離、約230km。
ちょっとしたロングドライブに。
途中、高速道路のSA・PAで急速充電を3回。
せっかくなので、実際の充電データをご紹介します。
■ 1回目 宝塚北SA
バッテリー残量60% → 94%
充電時間:30分
充電量:6.8kWh
■ 2回目 草津PA
バッテリー残量51% → 80%
充電時間:16分
充電量:5.2kWh
■ 3回目 土山SA
バッテリー残量53% → 95%
充電時間:30分
充電量:7.7kWh
3回の充電量は合計19.7kWh。
充電時間は合計76分でした。
もちろん、気温や走行速度、エアコンの使用状況、
バッテリーの状態などによって、電費や充電時間は変わります。
今回の数字も、あくまで一例です。
ただ、この実走データを見ながら、改めて考えました。
バッテリーは、大きければ大きいほどいい?
電気自動車を比較するとき、バッテリー容量は大切な指標です。
容量が大きければ、一度の充電で走れる距離を伸ばしやすい。
これは絶対に間違いありません。
ただ、実際にEVで遠出をするとなると…
話は少し変わってきます。
伝統的に明石店EV班に伝わる…
”24-40問題”
といふ伝説が関係してまして…
詳細はアレなのですが、
【超長距離】を一気に走り抜ける際、
(一日1300キロ)
24kWhから40kWhへとバッテリー容量が増えても、
実際に充電するタイミングは、予想ほど変わらなかったのです。
なぜか?
答えは、充電の仕方にありました。
遠出をするとき、バッテリー残量がゼロに近づくまで
走り続けるって意外と少ない。
次の充電スポットまでの距離を考え、余裕を残して充電する。
そして、充電を終えたら、また走り出す。
そう考えると、バッテリー容量が増えたからといって、
充電のタイミングがそのまま大きく後ろへずれるとは限りません。
もちろん、容量が大きいことはメリット大
充電スポットが少ない区間では安心材料になりますし、
走行条件によっては充電回数を減らせる可能性もあります。
でも、充電スポットの配置や充電器の出力、
クルマ側の充電性能、そして自分がどの程度の余裕を持って走るか。
実際の使い勝手は、そうした条件によってもかなり変わります。
カタログ上の航続距離と、リアルワールドでの充電行動は、
正比例するとは限らない。
EVオーナーなら結構早めに気付く真理です。

踏まえて、サクラで230km走るということ。
今回のサクラも、
バッテリー残量が50%前後になったところで
充電を開始されています。
もちろん、今回のルートや充電条件が、
すべての方にとって最適解ではありません。
急速充電のために立ち寄る時間も必要です。
それでも、サービスエリアでコーヒーを飲み、
少し休憩して、整えてから走り出す。
そんな移動の仕方もあります。
軽EVだから、遠出はできない。
バッテリー容量が小さいから、長距離移動には向かない。
そう単純に決めつけるのではなく、どんな距離を、どんな使い方で走るのか。
そこまで考えてみると、
クルマ選びの景色も少し変わるかもしれません。
サクラは、毎日の通勤やお買い物、ご家族の送迎など、
日常の移動でこそ魅力を発揮する軽EVです。
そして、使い方や充電環境が合えば、
今回のように少し遠くまで出かけることもできます。
バッテリーの大きさだけでは、
…EVと暮らすリアルまでは見えてこない。
今回の230kmデータは、そんなことを改めて考えさせてくれました。
サクラとの新しい毎日が、楽しいものになりますように。
このたびは、ありがとうございました!
※充電時間・充電量は今回の実績です。航続距離や充電性能は、
気温、走行条件、車両・バッテリーの状態、充電設備などによって異なります。



