20Sを除く全車にアイドリングストップを装備しています。
アイドリングストップとは、信号待ちなどの停止時にエンジンを自動で停止させ
燃費を良くする装置です。
日産では7月に発売された新型マーチに次いで2車種目の採用です。
クラスNo.1の15.4km/L(10・15モード)の低燃費を達成しました。
前型セレナの燃費は13.2km/L(10・15モード)だったので
実に2.2kmの燃費アップです!
そんな新型セレナのアイドリングストップ、
マーチとの一番の違いは、ECOモーター(Energy COntrol motor)を搭載し、
スターターモーターとは別なモーターで
アイドリングストップ時の再始動をしている点です。
ECOモーターの採用により、マーチに比べて
静かでスムーズなエンジンの再始動が可能になりました。
アイドリングストップの条件は以下の通りです。
(太字はマーチと異なる点です)
■アイドリングストップに入る条件
・信号待ちなどで停止して、1秒以上ブレーキを踏んでいるとき
※ハンドルを切って停止してもエンジンは停止します
※傾斜が14%(マーチは6%)以内の坂道でもエンジンは停止します
ショッピングセンターの立体駐車場スロープの傾斜です。
VDC制御による車両後退防止装置により後退することなく発進できます。
※アイドリングストップ中にPレンジに入れてブレーキを離しても
アイドリングストップは継続します。
※運転席以外のドアを開けた場合での「ドライバーは運転席にいる」と判断し
アイドリングストップは継続します。
■エンジン再始動の条件
・ブレーキを離したとき(0.3秒で始動!)※マーチは0.4秒で再始動
※Pレンジでは再始動しません。
・ハンドルに力をかけたとき(ブレーキを踏んでいても始動します)
・Pレンジでアイドリングストップ中にシートベルトを外したりドアを開けたとき
(エンジン切り忘れ防止のため)
■アイドリングストップしない場合
・時速8km以内の走行ではアイドリングストップしません。
渋滞や車庫入れなどを想定しています。
・傾斜が14%を超える坂道ではアイドリングストップしません。
・熱線リヤウインドウを使用しているとき
・曇り取りスイッチを使用しているとき
■アイドリングストップが作動する前提条件
・エンジン・CVTの暖機が完了していること
(水温35℃〜100℃、バッテリー温度5℃以上、CVT油温21℃〜107℃)
・時速20km以上で走行(ABS診断のため)
・約1分30秒(マーチは2分)以上の走行(エンジン診断のため)
・アイドリングストップが可能なバッテリーの状態であること
■アイドリングストップ中の電装品
・ナビ、オーディオ、ライト、ウインカーなど電装品は使用可能です。
エアコンは送風のみとなります(冷気は出ません)
ただし室内温度が暑くなったり寒くなった場合、
エンジンが自動的に再始動します。
※目安としては、冷房時に30℃を超えた場合、暖房時に20℃を下回った場合、
エンジンが再始動します。
■アイドリングストップ専用の装備
・アイドリングストップ専用バッテリーを使用(1個)
・ECOモーターの採用(セルモーターの音がしません)
ECOモーターは60万回の耐久性を持っています
(マーチのセルモーターは30万回)
↓ECOモーター式とマーチとの仕組みのちがいをご確認ください。
また、アイドリングストップはスイッチでOFFにすることが可能です。
私も先日一足早く新型セレナを試乗する機会がありました。
試乗して『マーチよりも一呼吸早くエンジンが再始動して、
より違和感がないアイドリングストップに仕上がっている』
と感じました。
ぜひ、皆さまも試乗してアイドリングストップをご体感していただきたいところですが、
試乗車は12月初旬に準備する予定です。
申し訳ありませんが、いましばらくお待ちください。
新型セレナが気になるお客様、
ショールームにカタログを用意しております。
今週末は、お近くの栃木日産ショールームにお越しください。
ご来店お待ちしております。
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