明石店ブログをご覧いただきありがとうございます。

今日は、少しだけ「失敗談」です。
新型リーフには標準で1500Wの100Vコンセントを装備。
(メーカーオプションでさらに2口追加できます。)


さらにV2L(Vehicle to Load)にも対応し、
車外へ電気を取り出すこともできます。
そこで、ふと思いました。
「車内の100VコンセントとV2Lを同時に使えたら、
かなり大きな電力が取り出せるんじゃないか?」
実際に試してみました。
結果は──
できませんでした。
少し残念でした…
でも、不思議なことに、その瞬間から違うことが気になりました。
明石店にあるパワームーバー®(V2L)のことです。
普段はイベントや防災訓練で活躍しています。

発電機のような音を出さずに静かに電気を届け、
「EVってこんな使い方もできるんですね。」
そんな言葉をいただくこともあります。
どちらかと言えば、主役ではなく脇役です。
でも、このパワームーバー®には…
二度、本当の「実戦」を経験した過去があります。
一度目は関東地方の豪雨災害。
現地の日産販売店に送り、停電した地域に電気を届けました。
二度目は、数年前。
当社のある店舗が突然の停電に見舞われたときです。

BCP(事業継続計画)の一環としてリーフとともに現場へ向かい、
店舗機能を支えました。
ショールームの片隅で静かに置かれている姿からは想像できませんが、
この機械には、本当に人の役に立った経験があります。
今回の実験では、同時使用という期待は叶いませんでした。
でも、そのおかげで一つ気づいたことがあります。
新型リーフの100Vコンセントは、
普段使いも、アウトドアも、防災も。
「電気を使う」ということを、
これまで以上に身近なものにしてくれました。
一方、パワームーバー®は少し役割が違います。
毎日使うものではありません。
けれど、本当に必要になったその日、
確実に外へ電気を届ける。
その使命は、今も変わりません。

そして新型リーフは、従来モデルよりさらに
大容量のバッテリーを搭載しました。
つまり、パワームーバー®と組み合わせたときの"実戦力"も、
これまで以上に高まっています。
便利になったから役目がなくなるのではない。
便利になったからこそ、それぞれの役割が、より明確になった。
そんな気がしています。
派手な活躍はしなくても、
必要なときに静かに現れ、
黙って役目を果たす。
そんな存在って、結構……いや、かなりカッコいいと思います。
今回の実験で分かったのは、「同時使用はできない」
という事実だけではありませんでした。
新型リーフは、電気をもっと身近にした。
そしてパワームーバー®は、"もしも"の日のために、
今日も静かに待機している。
電気を電気のまま運べる。
これは、EVだからこそできることです。

ご来店の際は、ぜひショールームの片隅にいるパワームーバー®
にも目を向けてみてください。
何も語らない小さな箱ですが、
その静かな佇まいの中には、
実際に誰かの役に立った記憶が、ちゃんと詰まっています。
そして…次の出番を静かに待ってます。
本日もご覧いただきありがとうございました。



