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2026/08/04 07:20
I LOVE NISSAN 江東 No100
こんにちは 江東店 店長の松原です
本日は、勝手ながら定休日となります。
今年の4月から、森田さんと一緒に歩んできたブログも、今回で100回を迎えました。
フェアレディZの話。
スカイラインの話。
スタッフの話や、AI秘書ジュリエッタの話。
ご愛読いただいた皆さま、そして「いいね」を押してくださった皆さま。
いつも本当にありがとうございます。
今回は100回という節目に、私がカーセールスとして、一番書きたかったお話をさせていただきます。
■MOCO SA1型
私が26歳の頃、オースターを下取りにサニーをご購入いただいたお客さまがいらっしゃいました。
とても穏やかなご夫婦にはお子さまがおらず、若かった私を本当によくかわいがってくださいました。
当時の江戸川区下鎌田は、まだ未舗装の路地も残る小さな街でした。
木製の引き戸を開けると、玄関横のリビング。
そこで商談をさせていただいたことを、今でも昨日のことのように覚えています。
その後も二回目の車検ごとにお乗り換えいただき、区画整理で町並みも住所も変わりましたが、お付き合いはずっと続きました。
ある日の夕方、ご主人から携帯電話に一本の電話が入りました。
「松原さん、今から来れる?」
その頃、ご主人は体調を崩され、入退院を繰り返されていました。
電話の声にも、いつもとは少し違うものを感じ、私は急いでご自宅へ向かいました。
そこで、ご主人は穏やかな表情で、こんなお話をしてくださいました。
「昨夜、家内と相談したんだけど、最後に一台、松原さんから新車を買って、大好きな千葉を二人でゆっくりドライブしようと思う。
だから今のセレナを下取りに出すから、できるだけ早く新しいモコを届けてくれないか」
「分かりました」
事情を察した私は、できるだけいつものように楽しく商談を進め、いそいで新しいモコをご納車しました。
それから二か月ほどして、ご主人が旅立たれたことを知りました。
今でも時々思います。
あの日のモコの助手席には奥さまが座り、ご主人はハンドルを握りながら、ゆっくりと大好きな千葉の道を走られたのでしょう。
海を眺めながら。
時々休憩をしながら。
きっと、お二人だけの大切な時間を過ごされたのだと思います。
お客さまは、あの頃の私に、クルマを販売する喜びだけではなく、「人と人とのお付き合い」の大切さを教えてくださいました。
あれから長い年月が経ちました。
今でも私は、街でモコを見かけるたびに、あの日ご納車した一台を思い出します。
そして心の中で、こう問いかけています。
お客さま
奥さまとの千葉のドライブは、いかがでしたか。
あの日のモコは、お二人の大切な時間を、ちゃんと運んでくれましたでしょうか。
本日は、私自身が一番大切にしている一台のお話でした。
クルマには、人それぞれの物語があります。
その物語の一部に携われること。
それこそが、カーセールスという仕事の一番の魅力なのだと思います。
そして私は、これからも忘れません。
「最後の一台を、松原さんから買いたい」あの日いただいた、その一言を。
これからも私は、お客さまの人生の思い出に残る一台を届ける仕事を続けていきたいと思います。
江東店 店長 松原
本日は、勝手ながら定休日となります。
今年の4月から、森田さんと一緒に歩んできたブログも、今回で100回を迎えました。
フェアレディZの話。
スカイラインの話。
スタッフの話や、AI秘書ジュリエッタの話。
ご愛読いただいた皆さま、そして「いいね」を押してくださった皆さま。
いつも本当にありがとうございます。
今回は100回という節目に、私がカーセールスとして、一番書きたかったお話をさせていただきます。
■MOCO SA1型
私が26歳の頃、オースターを下取りにサニーをご購入いただいたお客さまがいらっしゃいました。
とても穏やかなご夫婦にはお子さまがおらず、若かった私を本当によくかわいがってくださいました。
当時の江戸川区下鎌田は、まだ未舗装の路地も残る小さな街でした。
木製の引き戸を開けると、玄関横のリビング。
そこで商談をさせていただいたことを、今でも昨日のことのように覚えています。
その後も二回目の車検ごとにお乗り換えいただき、区画整理で町並みも住所も変わりましたが、お付き合いはずっと続きました。
ある日の夕方、ご主人から携帯電話に一本の電話が入りました。
「松原さん、今から来れる?」
その頃、ご主人は体調を崩され、入退院を繰り返されていました。
電話の声にも、いつもとは少し違うものを感じ、私は急いでご自宅へ向かいました。
そこで、ご主人は穏やかな表情で、こんなお話をしてくださいました。
「昨夜、家内と相談したんだけど、最後に一台、松原さんから新車を買って、大好きな千葉を二人でゆっくりドライブしようと思う。
だから今のセレナを下取りに出すから、できるだけ早く新しいモコを届けてくれないか」
「分かりました」
事情を察した私は、できるだけいつものように楽しく商談を進め、いそいで新しいモコをご納車しました。
それから二か月ほどして、ご主人が旅立たれたことを知りました。
今でも時々思います。
あの日のモコの助手席には奥さまが座り、ご主人はハンドルを握りながら、ゆっくりと大好きな千葉の道を走られたのでしょう。
海を眺めながら。
時々休憩をしながら。
きっと、お二人だけの大切な時間を過ごされたのだと思います。
お客さまは、あの頃の私に、クルマを販売する喜びだけではなく、「人と人とのお付き合い」の大切さを教えてくださいました。
あれから長い年月が経ちました。
今でも私は、街でモコを見かけるたびに、あの日ご納車した一台を思い出します。
そして心の中で、こう問いかけています。
お客さま
奥さまとの千葉のドライブは、いかがでしたか。
あの日のモコは、お二人の大切な時間を、ちゃんと運んでくれましたでしょうか。
本日は、私自身が一番大切にしている一台のお話でした。
クルマには、人それぞれの物語があります。
その物語の一部に携われること。
それこそが、カーセールスという仕事の一番の魅力なのだと思います。
そして私は、これからも忘れません。
「最後の一台を、松原さんから買いたい」あの日いただいた、その一言を。
これからも私は、お客さまの人生の思い出に残る一台を届ける仕事を続けていきたいと思います。
江東店 店長 松原
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