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2026/09/28 07:20
I LOVE NISSAN 江東 No144
こんにちは 江東店 店長の松原です
■オーバーラップ、ゼロ――
これは、平成元年頃のお話です。
当時、
R32 GT-Rが発表され、
新開発エンジンのRB26DETTに、
私たち日産ディーラー社員は興味津々でした。
その頃、
新型エンジンについて調べるために、
参考にしていたのが「新型車解説書」。
もちろん、社外秘資料です。
そこに書かれていた、
RB26DETTのスペックを見ながら、
いろいろなことを話していました。
ターボエンジンとしては、
高めの圧縮比8.5。
当時、
バルブクリアランスを自動的に調整する、
ラッシュアジャスターが主流になりつつありましたが、
あえてのソリッドリフター。
そして、
私たちが特に注目したのが、バルブオーバーラップ、ゼロ。
「オーバーラップがゼロ?」
それまでの私たちの感覚からすると、
ちょっと驚きの数字でした。
バルブオーバーラップとは、
吸気バルブと排気バルブが、
同時に開いているタイミングのこと。
クランクシャフトの回転角で、
その大きさを表します。
当時はオーバーラップを大きくすることが、
高回転型エンジンをつくるための、
ひとつの考え方でした。
ところが、
新型エンジンRB26DETTは、オーバーラップ、ゼロ。
「えっ?」
「こんなスペックで、7000rpm以上回るの?」
これが、
当時の私たちの正直な感想でした。
ところが結果はどうだったか。
論より証拠。
RB26DETTは7000rpmを超え、
高回転まで回りました。
「高回転エンジンなら、オーバーラップは大きいはず」
そんな、
それまでの常識だけでは、
説明しきれないエンジンだったのです。
常識を疑う。
そして、
新しい方法にチャレンジする。
R32 GT-RのRB26DETTには、
そんな日産の技術者たちの、
挑戦が詰まっていたのかもしれませんね。
この話は、
常識や標準をそのまま受け入れるのではなく、
新しいチャレンジを続けてきた、
日産自動車の歴史の一齣です。
自動車には、
今も昔も技術へのチャレンジが、
積み重ねられています。
I LOVE NISSAN
また別の機会にも、
当時のお話しができればと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
当店ブログ「I LOVE NISSAN 江東」のバックナンバーは、
ブログ下の「月別アーカイブ」からご覧頂けます。
■オーバーラップ、ゼロ――
これは、平成元年頃のお話です。
当時、
R32 GT-Rが発表され、
新開発エンジンのRB26DETTに、
私たち日産ディーラー社員は興味津々でした。
その頃、
新型エンジンについて調べるために、
参考にしていたのが「新型車解説書」。
もちろん、社外秘資料です。
そこに書かれていた、
RB26DETTのスペックを見ながら、
いろいろなことを話していました。
ターボエンジンとしては、
高めの圧縮比8.5。
当時、
バルブクリアランスを自動的に調整する、
ラッシュアジャスターが主流になりつつありましたが、
あえてのソリッドリフター。
そして、
私たちが特に注目したのが、バルブオーバーラップ、ゼロ。
「オーバーラップがゼロ?」
それまでの私たちの感覚からすると、
ちょっと驚きの数字でした。
バルブオーバーラップとは、
吸気バルブと排気バルブが、
同時に開いているタイミングのこと。
クランクシャフトの回転角で、
その大きさを表します。
当時はオーバーラップを大きくすることが、
高回転型エンジンをつくるための、
ひとつの考え方でした。
ところが、
新型エンジンRB26DETTは、オーバーラップ、ゼロ。
「えっ?」
「こんなスペックで、7000rpm以上回るの?」
これが、
当時の私たちの正直な感想でした。
ところが結果はどうだったか。
論より証拠。
RB26DETTは7000rpmを超え、
高回転まで回りました。
「高回転エンジンなら、オーバーラップは大きいはず」
そんな、
それまでの常識だけでは、
説明しきれないエンジンだったのです。
常識を疑う。
そして、
新しい方法にチャレンジする。
R32 GT-RのRB26DETTには、
そんな日産の技術者たちの、
挑戦が詰まっていたのかもしれませんね。
この話は、
常識や標準をそのまま受け入れるのではなく、
新しいチャレンジを続けてきた、
日産自動車の歴史の一齣です。
自動車には、
今も昔も技術へのチャレンジが、
積み重ねられています。
I LOVE NISSAN
また別の機会にも、
当時のお話しができればと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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